Feb 6, 2026 (Fri)

国際・外交

ウクライナ和平交渉が進展

  • ゼレンスキー大統領がアブダビでの2日間の協議を終了
  • 米国仲介によるロシア・ウクライナ三者協議
  • 次回協議は米国で開催予定

米イラン間接協議

  • オマーンが仲介役として米イラン間の間接協議を開催
  • オマーン外相がイラン外相・米国特使と個別会談
  • クシュナー氏、ウィットコフ氏が米側代表

新START条約延長を拒否

  • トランプ大統領がプーチン大統領の核兵器上限延長提案を拒否
  • 前日の条約失効を受けた動き

アルゼンチン・米国が貿易協定

  • 相互関税の引き下げで合意
  • アルゼンチン産牛肉など主要品目の輸出拡大へ

紛争・テロ

パキスタンで自爆テロ - 31人死亡

  • イスラマバードのシーア派モスクで自爆攻撃
  • 31人死亡、100人以上負傷
  • 宗派間対立の深刻化を示す

ウクライナでロシアのドローン攻撃

  • ドニプロで鉱山労働者を乗せたミニバスが被弾
  • 15人死亡、7人負傷
  • 民間人への攻撃が続く

スーダンで病院襲撃

  • 即応支援部隊(RSF)が南コルドファン州の軍病院を攻撃
  • 院長や医療スタッフ3人を含む22人が死亡

米国

国土安全保障省の予算期限迫る

  • 議会が来週末の期限前に予算確保を急ぐ
  • 政府機関閉鎖リスクへの対応

求人数が減少

  • 12月の求人数が約650万件に減少
  • 2020年後半以来の低水準

経済・金融

ビットコインが急落

  • 63,295ドルまで下落(2024年10月以来の安値)
  • リスク回避姿勢の強まりが背景
  • 暗号資産市場全体で10月のピークから2兆ドルの価値消失

スポーツ・エンタメ

ミラノ冬季五輪が開幕

  • 開会式に世界各国の選手が参加
  • イタリアで2度目の冬季五輪開催

グラミー賞 - ケンドリック・ラマーが5冠

  • ヒップホップ最多受賞記録を更新(ジェイ・Z超え)
  • バッド・バニーのアルバムがスペイン語作品初のアルバム・オブ・ザ・イヤー
  • バッド・バニーはスーパーボウル・ハーフタイムショーも担当予定

注目ポイント

トピック重要度今後の注目点
ウクライナ和平交渉★★★米国での次回協議の行方
パキスタンテロ★★☆宗派間緊張の高まり
暗号資産暴落★★☆金融市場への波及
ミラノ冬季五輪★★☆日本選手の活躍

補足:プーチン大統領の核兵器上限延長提案とトランプの拒否

提案の内容

プーチンの提案(2025年9月発表):

  • 新START条約の中核的な数量制限を1年間自主的に継続する
  • 条件:米国も同様に遵守すること
  • 期限:2026年2月5日の条約失効後、1年間
  • 配備核弾頭数:各国1,550発までの制限を維持

新START条約とは

項目内容
正式名称新戦略兵器削減条約(New Strategic Arms Reduction Treaty)
締結2010年、オバマ政権時代
失効日2026年2月5日
制限内容配備核弾頭1,550発、ICBM/SLBM/戦略爆撃機の数量制限
検証現地査察、データ交換による相互検証

トランプ大統領が拒否した理由

  1. 「ひどい交渉の産物」

    • 2010年にオバマ政権が締結した条約を批判
    • 「古すぎる」との認識
  2. ロシアが条約を破っている

    • 2023年にプーチンが現地査察を停止
    • 検証措置を履行していない
    • 条約の信頼性が失われている
  3. 新しい条約を望む

    • Truth Socialで「我々の核専門家が、将来にわたって続く新しい、改善され、現代化された条約に取り組むべき」と投稿
    • 中国を含む3カ国条約を目指す意向

ロシア側の反応

クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ:

  • 「米国が建設的に対応すれば、対話を続ける用意がある
  • プーチンの提案は有効と強調
  • 条約失効を「遺憾」と表明

核軍拡競争の懸念

専門家の警告:

懸念事項内容
核兵器増産制限がなくなり、米露ともに核弾頭を無制限に増産可能
透明性喪失現地査察がなくなり、相手国の核戦力が不明に
誤算リスク情報不足により、誤った判断で紛争エスカレーションの可能性
冷戦回帰1960-80年代の核軍拡競争が再燃する恐れ
中国の立場中国は核軍縮条約に参加せず、戦力増強を継続

米露核戦力の現状

配備核弾頭(推定)総保有核弾頭
米国約1,550発約5,400発
ロシア約1,550発約6,000発

※新START下での配備制限は1,550発だが、総保有数にはさらに多くの核弾頭を保有

今後の展望

悲観的シナリオ:

  • 米露が核兵器を増産開始
  • 中国も核戦力増強を加速
  • 透明性が失われ、軍拡競争が制御不能に

楽観的シナリオ:

  • トランプ政権が新たな3カ国条約交渉を開始
  • 中国を含む包括的な核軍縮枠組みを構築
  • より厳格な検証メカニズムを導入

現実的見通し:

  • 短期的には制限なしの状態が続く
  • 中国の参加は困難
  • 新条約締結には数年を要する可能性

Sources: WORLD News, Democracy Now!, Wikipedia, Al Jazeera, PBS News, NBC News