Feb 23, 2026 (Mon)
🌍 国際情勢
トランプ関税: 企業は支払い継続、法的混乱
- 関税の支払いは続く: 最高裁がIEEPA関税を違憲と判断したにもかかわらず、米国の輸入業者は依然としてトランプの関税を支払い続けている状況
- 税関・国境警備局(CBP)はIEEPA関税の徴収を火曜日午前0時01分に停止し、関連の関税コードを無効化すると発表
- 122条に基づく15%関税は別途継続
- CEOの沈黙: 大企業のCEOたちは最高裁判決後も関税への批判を控えている。報復を恐れているとの分析
- 市場の反応: AI混乱への懸念と関税問題が重なり、主要株価指数が下落圧力
パキスタン・アフガニスタン空爆(続報)
- パキスタンが70人以上殺害を主張: アフガニスタン国境沿いの7カ所の拠点を精密攻撃したと発表
- ナンガルハル州とパクティカ州のTTP・ISKP拠点を標的
- 国連: 民間人13人が死亡と報告。パキスタン側の主張と大きな乖離
- 映像が浮上: 攻撃された場所は軍事拠点ではなく住宅地だったことを示す映像が拡散
- アフガン政府: 「領土主権の明白な侵害」と非難。「適切な時期に適切な対応を取る」と警告
- 背景: 2月6日のイスラマバードのシーア派モスク自爆テロ(31人死亡、ISKP犯行声明)への報復。2025年10月のカタール仲介停戦は事実上崩壊
米北東部ブリザード: 50万人以上が停電
- 歴史的暴風雪: ボムサイクロンが米北東部を直撃。マサチューセッツ州で28万6,000人以上が停電
- マサチューセッツ州で最大瞬間風速80mph(約130km/h)を記録
- ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアで45〜76cmの積雪
- 復旧の見通し: 風速が35mph以下に落ちるまで復旧作業を開始できず、数日間の停電が予想される
- 学校閉鎖: 火曜日の休校が相次いで発表
マーアラゴ侵入事件
- シークレットサービスが武装男を射殺: 2月22日午前1時30分頃、ノースカロライナ州出身の21歳男性がマーアラゴのセキュリティゲートに侵入
- 散弾銃と燃料缶を所持。銃を構えたため、シークレットサービス2名と保安官補1名が発砲
- 容疑者はオースティン・タッカー・マーティン。数日前から行方不明で、移動中に散弾銃を購入した模様
- トランプ大統領はワシントンDCのホワイトハウスにおり、現場には不在
- FBI捜査: パテル FBI長官が「全資源を投入」して捜査すると表明
イラン: ホルムズ海峡演習の影響
- 原油価格上昇: イランのホルムズ海峡での軍事演習を受け、原油価格が急騰
- ホルムズ海峡は世界の石油輸送量の20%が通過する要衝
- ロシア・中国との合同演習: イラン・ロシア・中国の3カ国海軍が「海上安全ベルト」演習を実施
- イランは「スマートコントロール」演習として海峡を一時封鎖
- 攻撃ドローンやミサイル発射演習を含む大規模訓練
- 米イラン交渉との駆け引き: 2月27日のジュネーブ核交渉第3ラウンドを前に、イランが交渉力を示す狙い
🇯🇵 日本
天皇誕生日
- 令和の天長節: 2月23日は天皇陛下(徳仁天皇)の66歳の誕生日。国民の祝日
- 一般参賀: 皇居で一般参賀を実施。天皇皇后両陛下が長和殿のバルコニーに3回お出まし(10:20頃、11:00頃、11:40頃)
- 3連休最終日: 土日と合わせた3連休の最終日。例年以上の人出
防衛・外交
- 太平洋島嶼国の防衛官招待: 小泉進次郎防衛大臣が、太平洋島嶼国の若手・中堅防衛官を2026年度から受け入れると発表
- フィジーなど3カ国から開始。約1週間の滞在で意見交換や部隊視察
- 南太平洋における中国の影響力拡大を念頭に、サイバーセキュリティ協力を強化
- 高市首相の安全保障路線: 高市早苗首相の選挙勝利により、10年前には困難だった安全保障・防衛目標の推進が加速
🚀 テクノロジー
AI基盤投資の過熱
- MetaがNvidiaチップを大量確保: AI基盤のハードウェア確保競争が激化。SK Hynixも AI向けメモリの生産を増強
- 経済効果はゼロ?: ゴールドマン・サックスの試算では、昨年のAI大規模投資が米国の経済成長に寄与した分は「ほぼゼロ」
- 量子コンピューティングが戦略資産に: AIチップと同様に、量子技術が国家戦略資産として位置づけられる傾向。研究段階から戦略インフラへ
AppleのAIウェアラブル戦略
- Appleの次世代AIウェアラブルが「ビジュアルインテリジェンス」に軸足を置く方向
- スマートグラス、ペンダント型デバイス、高機能AirPodsなど複数の形態を検討
- コンテキスト認識センサー + オンデバイスAI/クラウドAIで視覚情報を解釈
SurrealDB 3.0
- 世界初のマルチモデル・AIネイティブデータベースを謳う
- 複数のデータ型をリアルタイムに扱い、データベース内でエージェントメモリとコンテキストグラフを実現
🎮 ゲーム・エンタメ
今週の注目リリース
- Rainbow Six Mobile(2/23): Rainbow Six Siegeのモバイル版。5v5の戦術シューター
- Resident Evil Requiem(2/26): 新主人公グレース・アシュクロフト+レオン・S・ケネディ。Xbox Series X|S最適化
- Towerborne: 不死の戦士を操るサイドスクロールアクションRPG。Xbox Game Pass
- Tales of Berseria Remastered: Xbox Series X|S向けリマスター
CP+ 2026(カメラ展示会)
- 2月26日〜3月1日、横浜で開催。各カメラ・レンズメーカーから新製品発表の見込み
📝 今日の注目トピック
🎯 最高裁 vs 大統領: 関税をめぐる憲法上の戦い
最高裁が6-3でIEEPA関税を違憲と判断した歴史的判決の影響が広がっています。
判決の意義
- ゴーサッチ判事とバレット判事(いずれもトランプ第1期指名)がロバーツ首席裁判官の多数意見に参加
- 「大統領の関税権限には限界がある」という重要な先例が確立
- IEEPAは関税を課す権限を大統領に与えていないと明確に判示
トランプの対応: 122条への切り替え
- 最高裁を「極めて反米的」と攻撃し、1974年通商法122条で10%→15%の関税を即座に実施
- しかし122条には厳しい制約: 税率上限15%(すでに到達)、150日の時限措置、議会承認なしでは延長不可
- 122条関税に対しても新たな訴訟が起こる可能性
企業の板挟み
Fortune誌によると、関税に反対だった大企業CEOたちが判決後も沈黙を続けている。政権からの報復(規制強化、政府契約の喪失など)を恐れているためとされる。一方で、輸入業者はIEEPA関税分の払い戻しを求める訴訟を準備中。
🎯 ホルムズ海峡: エネルギー安全保障の急所
イランによるホルムズ海峡の一時封鎖演習は、世界のエネルギー安全保障に警鐘を鳴らしています。
なぜホルムズ海峡が重要か
- 世界の石油輸送の約20%、LNG輸送の約25%がここを通過
- 幅は最も狭い部分で約33km。航行可能な水路はさらに狭い
- サウジアラビア、イラク、UAE、クウェートからの原油輸出の大半がこの海峡に依存
3カ国合同演習の意味
イラン・ロシア・中国の海軍が合同で「海上安全ベルト」演習を実施。ミサイル発射、ドローン運用、妨害環境下での作戦など実戦的な内容。イランの専門家によると、演習に紛れて攻撃ドローンの配置転換も行われた可能性がある。
核交渉への影響
2月27日のジュネーブでの米イラン核交渉第3ラウンドを前に、イランは軍事力を誇示することで交渉上の立場を強化する狙い。「交渉と抑止の二正面戦略」と分析されている。
🔮 今週の注目予定
- 米イラン核交渉第3ラウンド: 2月27日(木)ジュネーブ。48時間以内のイラン回答が鍵
- IEEPA関税の徴収停止: 火曜日午前0時01分(EST)に発効。払い戻し訴訟の動きに注目
- 米北東部ブリザード復旧: 50万人以上の停電の復旧見通し。数日かかる可能性
- CP+ 2026: 2月26日〜3月1日、横浜。カメラ・レンズ新製品発表
- Resident Evil Requiem: 2月27日(木)発売