Feb 25, 2026 (Wed)

🌍 国際情勢

トランプ大統領: 一般教書演説で「黄金時代」を宣言

  • 史上最長の1時間48分: 第2期初の一般教書演説で、経済・関税・移民政策の成果を強調し「アメリカの黄金時代」を宣言
    • ビル・クリントン大統領の2000年演説を20分上回る史上最長記録
    • 民主党との対立が鮮明に。テキサス州アル・グリーン議員が「Black People Aren’t Apes」と書いたサインを掲げ退場処分
    • ミネソタ州イルハン・オマル議員やラシダ・タリーブ議員がヤジを飛ばす場面も
  • 民主党の応答演説: バージニア州知事アビゲイル・スパンバーガーが物価問題を中心に反論。2028年大統領選の新世代リーダーとして注目

国連総会: ウクライナ停戦決議を採択

  • 賛成107、反対12、棄権51: 侵攻4周年にあたる2/24、「ウクライナにおける持続的な平和への支持」決議を採択
    • 即時・完全・無条件の停戦、不法拘束者の解放、強制移送された民間人(子供を含む)の帰還を要求
    • ウクライナの主権と領土保全を再確認
  • 米国は棄権: 米国はウクライナの主権・領土保全への言及を削除する修正案を提出したが否決され、採決では棄権

米国・イラン: 核交渉第3ラウンドへ緊張高まる

  • イラン外相がジュネーブ入り: アラグチ外相が2/27の交渉に向け出発。米側はウィトコフ特使とクシュナー氏が出席予定
    • アラグチ外相: 「外交が優先されれば合意は手の届くところにある」
    • ウィトコフ特使: 核合意は「無期限」であるべきと主張
  • 米国が追加制裁: 交渉直前にイラン関連の個人・企業・船舶に新たな制裁を発動
  • 軍事圧力継続: 2月中旬以降、F-35、F-22、F-15、F-16など数十機の戦闘機が中東に展開。大規模な軍事増強

NHKテヘラン支局長がイランで拘束

  • 川嶋慎之介氏: 1月20日に拘束され、2/23にエビン刑房第7棟に移送されたと判明
    • 正確な容疑は不明。日本政府は早期解放を要求
    • 大規模な抗議活動弾圧の中、ジャーナリストや人権活動家の逮捕が相次いでいる

🇺🇸 米国

株式市場: 3日連続で反発

  • 主要指数: テック株主導で上昇
    • S&P 500: +0.81%(6,946.13)
    • ナスダック: +1.26%(23,152.08)
    • ダウ: +307.65ポイント(+0.63%、49,482.15)
  • 注目銘柄:
    • Netflix: +5.98%(ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー買収合戦の報道)
    • Palantir: +4.2%、Microsoft: +3%(AI関連ソフトウェア株が牽引)
    • Anthropicの新統合がAIをレガシーソフトへの脅威ではなく「パートナー」と位置づけ、AI懐疑論が後退

Nvidia決算: 市場予想を上回る好決算

  • Q4 FY2026: 引け後に発表。調整後EPS $1.62(予想 $1.54)、データセンター売上 $623億(前年比+75%)
    • プロフェッショナルビジュアライゼーション部門: $13.2億(前年比+159%)
    • 次世代チップ「Vera Rubin」の初期サンプルを今週顧客に出荷、年後半に量産出荷予定
  • 時間外取引で株価上昇: ガイダンスもAIブームの継続を示唆

🇯🇵 日本

日経平均: 史上最高値を更新

  • 58,583円で取引終了: 前日比+2.2%。ウォール街のテック株反発を受け、AI関連銘柄を中心に買いが広がる
    • 円安も追い風に。高市首相が先週の植田日銀総裁との会談で追加利上げに懸念を示したとの報道
  • 中国が日本企業20社を輸出規制対象に: 高市首相の台湾有事への言及を受け、レアアース供給チェーンでの圧力を強化

ミラノ・コルティナ冬季五輪: 三浦・木原ペアが会見

  • 「りくりゅう」ペア: ペアスケーティング金メダル獲得を受け、日本記者クラブで会見

京都市: 市バス「市民優先料金」案を公表

  • 住民は運賃引き下げ、観光客を含む非住民は割増料金とする制度の素案を発表

📈 コモディティ

カカオ・コーヒー価格が急落

  • カカオ先物: 2月だけで-26%、年初来で-49%超。$4,000/トンを割り込む
    • 西アフリカの好天で収穫見通し改善。2025/26年の世界余剰28.7万トンと予測
  • コーヒー先物: 2月だけで-15%。ブラジルのアラビカ種記録的豊作予測が背景

📝 今日の注目トピック

🎯 Nvidia決算: AI投資ブームは続くのか

2/25引け後に発表されたNvidiaのQ4決算は、データセンター売上が前年比75%増の$623億と力強い成長を維持しました。

なぜ注目されるのか

  • AIインフラ投資の温度計: Meta、Microsoft、Google、Amazonなど大手テック企業のAI投資がNvidiaの売上に直結
  • DeepSeekショックからの回復: 1月末の中国AI企業DeepSeekの低コストモデル公開で一時AI投資への懸念が広がったが、決算で払拭
  • 次世代チップへの移行: Blackwellアーキテクチャが本格出荷中、さらに次の「Vera Rubin」の初期サンプルも今週出荷開始

市場への影響

ゴールドマン・サックスは昨年のAI大規模投資が米国経済成長に寄与した分は「ほぼゼロ」と試算しており、投資対効果への疑問は残る。しかしNvidiaの好決算は、少なくとも企業のAI投資意欲が衰えていないことを示しています。2/26の株式市場への影響が注目されます。

🎯 米イラン核交渉: 合意か軍事行動か、岐路に

2/27のジュネーブでの第3ラウンドを前に、外交と軍事圧力が同時進行しています。

構図

  • イラン: 自国領土でのウラン濃縮継続を主張しつつ、「合意は手の届くところ」と柔軟姿勢も
  • 米国: トランプ大統領は外交を優先する姿勢を示しつつ、中東への大規模軍事展開で圧力。交渉直前に追加制裁も発動
  • 統合参謀本部: ケイン議長がイラン攻撃は「米国の死傷者リスクが高い」と進言、トランプ大統領と認識に食い違い

注目ポイント

イランが提出する核合意の詳細提案が焦点。ウィトコフ特使は「無期限の合意」を求めており、イランの濃縮継続要求との折り合いが最大のハードル。合意に至らなければ軍事行動のリスクが現実味を帯びます。


🔮 今週の残り予定

  • Nvidia決算の市場反応: 2月26日(木)好決算を受けた株式市場の動きに注目
  • 米イラン核交渉 第3ラウンド: 2月27日(木)ジュネーブ。イランの詳細提案が焦点
  • CP+ 2026: 2月26日(木)〜3月1日(日)横浜。カメラ・レンズ新製品発表
  • Resident Evil Requiem 発売: 2月26日(木)新主人公+レオン
  • カカオ・コーヒー市場: 急落継続か底打ちか、週後半の動向に注目